私の使っているパソコンやお気に入りのソフトウェアなどについてご説明します。結構マイナーなものを使っています、Hi。前回の全面改定から、既に2年以上が経過して、現状と違う部分があまりに多くなったので、新しいファイルで「04年版」としました。古いファイルはここにそのままおいておきます。
(07年4月加筆、09年3月などに更に加筆: 04年に上のように書いて始めましたが、根本的な入れ替えをあんまりしていないこともあって、その後もこのファイルの改訂を続けています。近頃のパソコンの状況(大した進歩がない状況)を反映している? )
(2012年、やっと新版を作りました、こちらです。このファイルは旧版としておいておきます。)
By 松本直樹
(御連絡はメールでホームページの末尾にあるアドレスまで。)
ウェブ頁掲載: 2012年2月 日(随時加筆予定)
事務所では、AMDのアスロンXP3000+をのせた自作機を使っています。メモリは4ギガ、マザーボードはギガバイトのGA7VAXPを使っています。(メモリは元は1ギガだったのですが、2008年秋に2ギガに、2011年だったかな4ギガに、しました。意味があるのか疑問ですが。)
AMDのアスロンXP3000+(バートン: 0.13μm、2167MHz、FSB 333MHz、512K L2 Cache、この頁に詳しいです。05年2月追記: こっちに移ってました)は、2004年5月に使い始めました。その前はアスロンXP2000+を1年半くらい使いました。このところはCPUの性能向上のペースが鈍っていて、換装しないといけないという感じがこれまでしませんでした、今でも余りしないのですが、もうそろそろこのマザーボード用のCPUの性能向上は打ち止めのようなので、交換することにしました。テクノハウス東映で17,600円(税込み)でした。
このマザー(ギガバイトのGA-7VAXP、今はこっちのページかな)の前に使っていたアスロン600(マザーは MSI の K7 Pro) はサブ機になりました(850+に載せ替えてはあります)。スキャナーやインクジェットプリンタを繋いでいます。2000年春からのソケットAのマシンは、主力に座る期間は思いの外 短かったですね。
(2007年4月12日加筆: このマシン、もう随分と長く使っているなあ、考えてみると。でも、CPUのその後の進歩はいかにも大きくないのですよね。それなりには高速化しているようなので、そろそろ交替を考えようとは思うのですが、少なくともシングル・スレッドの性能は幾らも高くなっていない。それでも、マルチコアも意味はあるとは思うので、Barcelona (リンク先は2007年2月14日付けの後藤氏のレポート) を考えようか。……伝統的に事務所のマシンは非Intelなので。……などと言っているうちに、その次の次の世代になってしまいました。でも、今 (2012年初め) だと、AMDは余り魅力的に見えないですね、インテルの SandyBridgeの方が良さそう。)
2009年9月、CドライブをSSDにしました。インテルの第二世代の80ギガです。実に速いです。もっとも、変換基板を間に入れてIDE(PATA)に繋いでいるので、実力を発揮できていないのですが、それでもかなりのものです。このまえのCドライブは既にSATAだったのですが(それをPCIのSATAボードに接続)、なぜかそれからの起動が安定しない。なので今回は、変換ボードを使いました。
この接続の仕方だとIDEの限界のために十分なスピードになっていないことは間違いないですが、考えてみると、PCIのSATAボードだって、PCIの限界があるので似たり寄ったりです。この状態の方が安定しているのでまあこれでよいことにします。
また、そんなことをやっている内に、また従前のCドライブの中身を減らす(でないと80ギガのssdに収まらない)作業をしている内に、Cドライブに不具合が生じ、起動が上手く行かなくなってしまいました(起動するんだけど、落ちる、など)。で結局、システムの再インストール。このために完全にスッキリして、起動がますます高速になりました。
その前は、日立IBMの500ギガでした。同じく日立IBMの200ギガ(7200回転の Deskstar 7K250 です、ATA100、バッファ8メガ)を引っ越したものです、その前はマクスターの80ギガ(これも7200rpmの標準的なもの)でした。
データ用には、1.5テラのハードディスクを残しています。以前は古いハードディスクもバックアップ用途などで残していて都合3台だったり4台だったりしたのですが、今では不要です、さすがに。GA-7VAXPは、チップセットのIDEコントローラに加えて、もうひとつコントローラを載せているので(普通はRAID用なんだけど)、やたらと繋げられやすくて便利と思っていたのですが、今ではどうでも良いですね。
以前から、ハードディスクの引越をする際には、Antidote の Hard Drive Data Copier を使っています。ベクターのこの頁から買えます。3360円と比較的安価ですが、“丸ごとコピーで換装”のためには十分、いやそれ以上に良くできた機能を持っています。FDから起動して、2つ繋いだハードディスクの間の完全複写が出来ます。これ、SSDでもうまくすれば使えるのですが、今回のSSD移行では、上記のようにうまくできませんでした(このソフトのせいではなさそうですが)。
08年の後半から、かなりの性能のSSDが程々の価格で買えるようになり、実用性が高くなりました。今なら“システムディスクはSSDで決まり”だと思います。
昨年の前半でも、性能的にはかなり良いのもあったのは確かです、でも実用的な容量だととんでもない値段でした。08年8月のこの記事を見ると、「OCZのSSD『Core』を試す/〜読み込み114MB/sec、書き込み77MB/secを記録。」とのことですが、そのお値段は安くなったと言いながら、「今回紹介するOCZの128GB SSD「OCZSSD2-1C128G」もMLCを採用したもので、購入価格は79,800円だった。」とのこと。約8万円です、普通に使うにはちょっと高すぎ。「価格も全く手が出ないというほどではないのも確かだろう。」とおっしゃるのは、その通りの、普通には買いにくいお値段です。今なら、半分か4分の1で買えそう。
上記の記事だと中身は、「コントローラはJMicronの『JMF602』で、メモリチップはSamsungの『K9HCG08U1M』だ。」とのこと。現在の評価だと、プチフリがあったりしてあんまり良さそうには聞こえません。トランセンドの08年後期バージョンなど、結構速いんですけどね。これなら今だったらオークションでかなり安く買えそうです。
今なら、やはりインテルが良いのではないでしょうか。ほかのIndilinxコントローラ使用のものも悪くないのですが、高速化の恩恵はシステムディスクにこそであり、その場合には小さいサイズのファイルの読み書きの高速化が大きく効いてくるように見えます。
……と前のファイルに書いていたのを基本的にはそのまま残したいと思いますが、つい先日、インテル自身がサンドフォースのコントローラを使い始めましたね。まあ、小さいファイルの読み書きが高速には違いないようですが。
ケースも2003年からですね。東海理化の静音と言っているものですが、それ程に静かではないです、残念ながら。
(07年4月加筆: 今更ですが、紹介しているページを見付けたのでリンクしておきます。旧製品紹介ページ、アスキーのページ。ここにあるとおり、正式名は「ミドルタワーATXケース CS370-ECE4252W」です。デザインが「人を選ぶ」「万人受けするものではない」と言われていますが、別に特異なものではないですけどね? )
ディスプレイは、グリーンハウスの19インチを先日(2004年3月)買いました。GH-TPG193SDV(アイボリー)、同旧製品ページ。7万円ほどでした。以前にも「液晶ディスプレイは表示された文字の輪郭がシャープで目が疲れません。」と書いていましたが、今回もデジタル接続であることには拘っています。ビデオボードをDVIのものに変えました。
アイオーの15インチのTFT液晶ディスプレイはうちに持って行きました。これを買ったときには、10万円弱で、それでも「安い店を探した結果です」と書いていたわけですが、安くなったものです。
マイクロソフト ナチュラル マルチメディア キーボードをこないだから使い始めました(2004年5月)。普通のキーボードとの違いは僅かなものですが、意外となかなか慣れないですね。打ちやすさは、うーん、どうなんでしょう。決して悪くはないのですが、今のところは特別に良いというわけでもないです。
(2008年12月加筆: 現在は、MSの別のエルゴキーボードを使っています。Microsoft Comfort Curve Keyboard 2000、アマゾンのページ。これ、安いですが(アマゾンで価格:¥ 1,841 (税込)、私は一つは店頭で、一つはアマゾンで買いました)調子イイです。自宅用も同じのを買いそろえました。私は好きです。上記のナチュラル マルチメディアは、左の方のaなどのキーがちょっと引っ掛かるようになったのです。全体が膨らんだ形で、キースイッチの配置に問題があるような気もします。今回のものは平面的で、そのへんが安物的ではあるのですが、無理がないのか、具合が却って良いです。)
後述のビアボイスを使う関係で、フレキマイクをディスプレイに取り付けています。以前のマシンでもそうしていましたが(1998年10月から)、今度はディスプレイの下からニュッと出ています(2009年9月加筆: その後、フレキではなくて、ボールジョイントが根本に付いているやつに変えましたが、まあ大した違いではありません)。
昔は、ビアボイスに添付のヘッドセットを使っていたのですが、マイクに息がかかってしまいやすいのと、雑音が入りやすいので(頭の上での位置を調整すると雑音が入る)、余り具合が良くありませんでした。それで、サウンドカードのおまけのマイク(デスクに置くタイプのもの)をしばらく使ってみましたが、これも、そう悪くはないのですが、やはり問題があります。机の上でじゃまになるなど。
そうした変遷の結果たどり着いたのが(大昔のK6-3の時のことです)、フレキマイク(柔軟なアームの付いたマイク)です。ビックカメラ・パソコン館(池袋本店)の地下1階で、1000円もしませんでしたが、とても具合がよいです。粘着テープでディスプレイにとめるのですが、アームがフレキシブルなので、好きな方向にセットできます。
事務所も自宅も、ネットワーク(LAN)を組んでいます。1人だけでもLANは便利です。以前は、「ウィンドウズ95になって、素人がLANを組むのも楽になりました(以前はNetWareLiteを使っていましたが、かなり面倒で、物好きな人以外にはおすすめしかねました)。」なんて書いてましたが、今では当たり前ですね。
(08年秋に加筆: 08年春頃だったかな、ネットワークをギガビットイーサに置き換えました。その主な理由は、S30の同期に時間がかかるのをなんとかしたい、ということにありました。でも、色々と不調があってなかなか上手く動かない上に、結局S30の性能が足を引っ張って(普段使うのには悪くないのですが)、大して速くならない。そのうちに、S30が本当に不調になって、エプソンのNA101に変えたので、そこでギガビットはやめました。NA101なら、内蔵の100Mでも結構速い。そのうちにまたそれをギガビットにしてみたりもするとは思いますけど。)
近頃メモリが本当に安くなっているので、色々と増設しています。それぞれのマザーの限界(近く)まで。
なお、一番安いのは、DDR2なのですね。最新のDDR3は、かなり安くなったとはいうものの、2に比べると高いですし(高いと言うほどではないものの)、DDR1はだいぶ高いままです。
1ギガ以上にしても、XPでは有効に利用されないようです(BEMEM出見たところではそう見えます。もっとも、これの表示、本当なのだろうか? 仮想メモリの表示とかヘンだし。)。それで、RAMディスクのソフトとか、e-boostrとかを試しています。でも、RAMディスクは、設定したからと言って有効に利用するのは難しいですね。
e-boostrは、メモリと言うよりフラッシュメモリの利用ですが、フラッシュもとても安くなっているので、試しています。バージョン3のβを試しています。効果があるような気はするのですが、微妙と言えば微妙です。メモリが足りない場合こそ有効なようですが、上記の具合で実のところメインメモリは余っていて、ハードディスクからの読み出しの高速化を狙って試しているのですが、そちらの効果はどうも良く分からないところがあります。e-boostrは、システムメモリへのキャッシュというのも設定できるようになっていて、なんかよく分からないところのあるソフトです。
リンクを書いておきます。ramdiskについては、神河日誌、Gavotte Ramdisk まとめWIKI、GeekなNooblog、くまっち (2008年5月17日。
eBoostrについては、日本の正式ページ、このページとかの紹介。
ノートブックでeBoostrを使うには、フラッシュメモリの速度の点から本当は、このCF32FでCFカードを使うのが良さそうだけれど、コストをかけるのは本末転倒のような気もします。
epboostrはこのメモも。usbメモリについては、ここを参照。
自宅では、昔は富士通のデスクパワーを使っていましたが、1999年4月にはそれは廃棄。自分で組み立てたものにしました。さらにそれは今ではサブになっていますけれど、そのマシンは、ソケット370のマザー(MSI-6154、マイクロATXです)にセレロン300Aを載せて450MHzで動作させてましたが、マザーをアスースのCUSL-Mに変えて、CPUもPenIII866にしました。
それをサブにして、メインは、デルの Dimension 4300 になっていましたが、現在はそのシステムを引っ越したものです。デルでは、CPUはPen4(ノースウッド)の2.6Gに変えたものを長く使っていましたが(最初はPen4 ウィラメット の1.6Gが載っていた。その換装の際に、最初FSB533MHzの2.8Gを買ってしまい、失敗。デルのページのバイオス更新のところの記載では動きそうに見えたのだが、私の誤解だった。それで仕方なく、ヤフーのオークションで売った。すぐに売れた)、マザーの具合が悪く(HDDへの接続がダメ)、そのへんを交換しました。できるだけパーツは残し、HDDおよびその上のシステムもそのままに。
Asrock のマザー P4I65G に替えたのですが、さすがにそのままではシステムが妙な具合。でも、上書きインストールしたら、稼働できました。アプリはそのままで、動くようになりました。
(2008年12月加筆: このページを見ると、かなりのところまで、マザーボードをまったく交換しても再インストール無しで行けるみたいですね。そこからリンクのあるMSのこのページでも、そのへんの話が出ているようです。そういうのは「サポートしていません。」と言いつつも、このページはそのための資料だとのこと。また、このページも色々とWinのセットアップについて詳しいです。)
しかし、どうも変な挙動があって、気分が悪いです。一つは、しばらく使うと、CPU使用率が100%になって、あらゆる操作に対する反応が鈍くなる、という怪現象があります。そうなっても、ハイバネーションして復帰すると直ります。不思議。しばらくは我慢して使っていたのですが、BIOS設定で thermal throtling を Disable にしたらほぼ出なくなったような気がします。マザーの出来がまずくて、スロットルすると妙なことになる、……ということなのかなあ? もしくは、これ(フォルダを閉じたとき、エクスプローラでアプリケーション エラー)が関係あるかも。
これと関係して、HTをオンにしているとすぐ上記の現象が起こるのでオフにして使っていました。今回(07年4月)、thermal throtling を Disable にした後で、HTをオンにしてみました。HT の効果で、音声入力のときとか、具合が良くなったように感じます。どうも温度が上がり気味なので(60度を簡単に超える、一時は70度を超えたことも)、CPUクーラーのファンを替えました。磁気浮上といっているこれの80<90ミリの2000回転・静音というやつです。本来は70ミリのところへ無理に付けてます。どう“磁気浮上”なのか、ちょっと疑問はあるんですけど、ほどほどに良いです。この過程で、この頁のSpeedFanの紹介とか、いろいろ見ました。
それでも、HTオンだと温度が上がり気味で、1割クロックダウンしている現状です。それなら55度くらいで収まるので。そうでないと、負荷をかけると熱暴走気味です。クーラーを替えないといけないかなあ、とは思っています。この侍ZリビジョンBとか、良いかな。ケースのパッシブダクトが邪魔だったりするから、このくらいの大きさのものしか入らなそうだし。
……などと書いていましたが、その後(4月中旬)、CPUクーラーを替えました。上でも書いたとおり、ヒートパイプ付きの小さめの、侍ZリビジョンBにしました。添付のファンは、ちょっとバランスが悪くて振動するので(個体の問題のようではある)、手持ちの静音ファン(安物だけど)に替えているのですが、それでも十分に冷えます。これにしたら、HTとかthrotlingとか、どっちもオンでも無問題になりました。なんだ、冷却の問題だったんだ。お恥ずかしい。この状態なら、46度くらいで収まっていて、快適です。ヒートパイプ付きはやっぱりよく冷えるようです。これでも3000円しないので、お買い得です(というか、近頃のは多くがその位になっていますね)。パッシブダクトとの関係で、ちょうど嵌り込むくらいの高さで、実に具合が良いです。
デルのハードディスクは、最初は40ギガだったはずですが、何度か交換して(ちょっと具合の悪いときもあったりした)、現在は日立の320Gx2になっています。テレビの録画がどんどん貯まっている現状です。遡ると、2005年2月から250Gでした、マクスターの Diamond Max 10 です。7200回転、キャッシュ16メガ、です。その前は日立の120ギガでした。なんか、ラベルを見比べると、マクスターになって消費電流が随分と増えているのが心配ですが。……そのせいかどうか知りませんが、このHDDは長くは使わなかった記憶です。それで現在は、日立の320Gが2台になったわけです。
事務所と自宅のそれぞれのデスクトップ機に加えて、サブノート・IBMの S30を使っています。私のS30のページ。仕事で出かける際にはだいたい持って行って、その場でメモを(できれば依頼者への報告書なども)書いています。大変効率的です(自分で言うのも何ですが)。
CPUはPenIIIの600メガで、メモリは256メガへ増設してあります(元は128メガ)。ハードディスクは、7200回転の100ギガです(07年から)。以前の記述だと、“05年春から80ギガになりました”などとしていました(1万5千円ほど)。ハードディスクは元は20ギガで、その後に40ギガ、1年と少しで交換している調子のようです。
ノートでも、大きめのやつはHDDをとても簡単に外せるのが普通ですが、S30はほどほどの難易度です。キーボードを外す必要があります。それでも、そう難しくはありません。時期から言って当然ですが、ATAの2.5インチです。近頃は2.5インチでもシリアルの方が主流になりつつあり(ここを書いているのは08年4月)、ATAの7200回転のものが見当たらない状況です。次に交換するときはどうしようか? 5400回転のものにスペックダウンするのは避けたいし、シリコンにするのはまだ高いし。
なお、交換の際には、デスクトップ機に2.5インチと3.5インチの変換アダプターを介して2台のハードディスクを接続し、上の項でご説明した Hard Drive Data Copier を使っています。
このマシンは、小さい割にキーボードが打ちやすく、名機だと思います。それで今でも使っているわけです。ちょっと重いのが不満ではありますが。
長く使ったので、電池がヘタってしまいました。それで新しいのを買ったのですが、Yahoo! のオークションで、大容量タイプと標準タイプとそれぞれ買いました。大容量タイプは、10時間以上も使えてすごいです。ちょっと重くて、バランスも悪いんだけど。
ずいぶんと長く上記のようにS30を使って来ましたが、ついに具合が悪くなってしまいました。直接に変なのはHDDなのですが、そうなった元の原因はマザーボード周りにありそうな雰囲気。で、使うのは諦めて、エプソンのNA101へ交替。これ、家内のお古? というか、予備機として家にあったもので、やはりいちどは活用しようと引っ張り出してきました。
S30 に比べるとかなり早く、なかなか良いです。でもちょっと問題だと思うのは、HDDがパラレルなのですね。近頃の高性能HDDはみんなシリアルだし、SSDもそうなので、今後の換装を考えると、シリアルの方が良いなあ。せっかく、HDDの換装は容易な構造なのに。
他の項目ではS30について書いたままになっています、そのうちに統一するようにします。
近時(この項は2009年3月加筆です)、ssdが急速に実用的になっています。メモリ(フラッシュメモリ)の低価格化がもたらしたものですが、単に技術的な進展以上に、このところのメモリ価格の暴落によるもののようです(DRAMこそが凄いことになっていますが、フラッシュもかなりのものです)。少なくとも、ノートパソコンの2.5インチの代替としては(1.8インチならまして)、完全に実用的で、性能的にも、安めのものでもこれらの代替ならかなりのアップが見込めます。
最初に替えたのは、妻のInspiron1100。このページの分解図解を参考にしました。この掲示板へレポートも。そこで書いたとおり、良いです。使ったのは、トランセンドの32G。あらゆる反応が、とても早くなりました。なお、メモリも公称よりも沢山のせられるのですね、この掲示板「DELL INSPIRON1100 のメモリ増量」にあるように。私もそうしました。
その後、エプソンNA101も、そしてファクス用のi1200も、ssdに替えました。エプソンの方ではOCZの64G、ファクス用ではInspiron1100と同じトランセンド32G。どうも、トランセンドの場合が反応が特に良いように感じられます。OCZの64Gのエプソンでも決して悪くはないのですが、パソコンの性能が上なのに、そこから期待されるほどの反応の良さではないです。相性によるのか、このトランセンドが良いのか、よく分かりません。
このあたりのssdには、プチフリの問題というのがあり、また寿命の関係でも、余り書き込みをしないように出来ると望ましいようです。それで、アクセス記録をしない、とか、仮想メモリをなしに設定、とか、RAMディスクを作ってそこにtempを設定(無料のでやってます)、とかやっています。エプソンの場合、メモリは既に最大にしています(1.5G)。
Prefetchを無効にする、という話もあります。起動の際のデータを書き込むことになるので、それをさせない、というと良さそうにも思えます。でも、プリフェッチ自身はssdでも有意義なような気もするのですが。
ハイバネをしない、という話もありますが、でも、再起動はやはり1分以上はかかるので(いや、もっとかかっているかも知れない、厳密に見ると)、30秒ほどで済むハイバネは止められません。
(09年5月加筆: SSDやプチフリについての参考ページを加筆しておきます。「SSDのランダムライトパフォーマンスを向上させるソフト"FlashPoint"」、結構意味がありそうですけど、トラブルの可能性も感じます。まあ、現状では、そのままでも満足、ということにしています。「X60、Silicon Power 64GB SSD(MLC)に換装してみました」、も参考になります。)
(09年7月加筆: トランセンドの32Gについてのアマゾンのページを見ると、08年の10月〜11月頃に、このSSDの内容が変わっていて、それも劇的に良くなっていることが分かります。このSSDが、型番を変えずに改良されたという話は他でも見知っており、それがきっかけで私は購入したのですが、今振り返ってみると、このころがまさにSSDが使えるデバイスになった瞬間だったように思います。)
以前も無線LANカードを持ってはいたのですが(鷹山のモニターでもらったやつ)、ちょっと具合がイマイチで、使っていませんでした。今度、プラネックスのを新しく買いました(05年1月)。二千数百円しかしなかったし。11g規格のものです。
XPの機能による、スポットの発見および自動接続がかなり実用的ですね(同じカードなのに、それの添付のソフトの方が沢山スポットが見付かるのはどうしてだろう? でもどうせ使うのは限られているので、どうでも良いのだけれど)。また、NTTコムが、地下鉄の駅の殆どでサービスしているのが分かり、これなら使えそうと思っています。有料なのが残念ですが(NTTコムのもニフティのローミングで1分単位の課金だけで使えるのだけれど、今のところ、無料のYahoo! BBモバイルしか使っていない。必要ある時には使うことにしよう。……その後、Yahoo! BBモバイルの有料化後もそれに登録、もッぱらそれをマックで使っています(07年4月加筆)。)。
(09年3月加筆: エプソンNA101の場合、内蔵があるので、それを使っています。カードより、扱いが良いだけでなく、使う際の起動も早いようで、良いです。)
S30の前は、パナソニック Lets Note S21、そのまた前は同じパナソニックの Lets Note Mini (N0) を使っていました。Miniも、1.31Kgという軽さでありながら、タッチタイプをするのに不自由のない大きさのキーボードを持っていて、なかなかのものでした(CPUはAMDのAm5x86 P-75、これはペンティアム75MHz相当とされるものでした)。Miniの場合の問題点は、電池の容量が大きいとは言えず、持続時間が限られていることでしたが(実質、1時間半ぐらいでした)、S21で標準添付のバッテリーで公称5時間となり、さらに現在のS30では現在は大容量の9セルバッテリーを付けているので(必要ある時は)、10時間近く使えます。
これらの古いノートパソコンは、その後はファクスの受信用に使っています(もっとも、S21に戻した後で、やっぱりそれ専用にi1200を買いましたが)。下の方で EasyFax の使い方としてご説明します。
大昔は、コンパックエアロ(486SX33MHz、メモリを10メガ増設して14メガ)を使っていました。ウィンドウズを使うには不満でした。その昔は、恐ろしいことに? 、オウムのノート・パソコンというのを使ったこともあります。
私のS30、先頃、2度目のバックライトの修理(多分、交換)をしました。バックライトの故障は、まあ寿命みたいなものでしょう。IBMのサービスのウェブページで頼むと、すぐにピックアップに来てくれますが、その後のやりとりは電話かファクスです。なぜか電子メールではない。こういうのを紺屋の白袴と言うのだろうと思います。まあ、電話での受注の分と統一的に対処したいからなのでしょうけれど。
(07年4月加筆: 先日、若松の修理サービスというのを見かけました。次の機会には良いかも。……一体いつまで使うつもり? )
予備のために(実家で使用するために)、ソーテックのC1を買いました。このページの説明に従って、リカバリーメディアを作って、それでSSDにリカバリーをしました。
SSDは、今回はシリコンパワーの64G、当然シリアルです(SATA)。いつものように、Antidote の Hard Drive Data Copier を使ってみたのですが、残念ながら起動しません。それで、このSSDがダメなのか、かなり迷いました。他のも買ってしまったほど。結局、リカバリーならOKでした。リカバリーも、初め、START.BAT の入れ先を間違えて(ルートにしてしまった)、かなり悩みました(対象パーティションがダメ、とか言われる)。
上記のリカバリーは、この記事に従って、USBメモリでリカバリー行いました。この記事、とても参考になります。ただこの記事、極めて丁寧に書かれているので、その通りにやれば何もPC常識のない人でもできそうなのですが、分かっている積もりの当方としては、却って重要なところを見過ごしてしまいます(言い訳ですけど)。上記のように、start.bat の置き場所を間違えて失敗しました。この場合でも途中まではリカバリができそうに見えるので厄介でした。
このように3台のパソコンを使っていますが、その3台ともに最新の文書ファイルを全部入れています。バッチファイルを作り、更新のあった文書ファイルをすべてコピーするようにしているわけです。
ノートパソコンを持ち帰る際は、それに更新のあったファイルをコピーします。xcopyの「/m」スイッチです。ノートを持ち帰らない場合は、同様にxcopyの「/m」スイッチで、USBメモリーにコピーします。現在は、CFDの2Gのものです。結構速いです。(左は、2009年5月の改訂です。昔は次の様に書いていました: アイオーデータの、Easy Disk Light の EDL-128M を使っています。四千数百円でした。その前は、レキサーの CFカード (64メガ) を使っていました。オマケでついていたUSB接続コードが2つあったものですから。かれこれ2年くらい使ったかと思いますが、なんか調子が悪くなってしまいました。その前はフロッピーを使っていたこともあります。)
ファイルの管理の仕方としては、依頼者ごとにフォルダーを分け、そこにすべての作成書類を入れています。日々のメモも、1つのファイルにして必ず入力していますので(先頭にくるように「0」というファイル名にすることに決めています)、そのフォルダーを見るだけですべてが分かるようになっています。 ……この辺りの使い方は、ワードパーフェクトを使っていた頃から変わりませんね。
USBメモリーを持ち歩くと、紛失しそうで怖いです。情報保護の関係から。それで、暗号化しています。始めに使ったのは、『キチッと秘密メディアロック』です。当時は、「製品趣旨にしてはちょっと軽いネーミングが心配な製品ですけど。」なんて書いていました。
暗号化はよいのですが、どうも、それのクローズが出来ないことが多くて、何が原因か分からず苦労しています。
(次の記述は07年7月加筆)フリー(オープンソース)の、TrueCrypt というのが良いですね。英語のページ、日本語のページ。強制クローズも出来ますし。また、コマンドラインでの操作も可能なので、定型化した操作に便利です(バッチを作っておけば)。
アスロンXPがメイン機になり、アスロン850+はサブ機に、そして昔のK6-3は本当の予備機になりました。
プリンタは、オフィスではエプソンの LP-9200Sです。PCウォッチの紹介ページ。エプソンの旧製品データページ(05年1月にこのリンクを加筆)。エプソンのプリンタは、実効速度(メカの部分の速度だけでなく、コントローラーの働きを含めての実際的な印刷スピード)が速くてよいです。
LP-9200Sは、独立(97年ですからもう10年になります)したときに買いましたが、両面印刷が標準でサポートされているのが便利です。裁判所への提出書類がB5だったころは、この機能を使ってB5両面印刷としていました。2000年8月追記として、「エプソンのレーザープリンタは既に世代交代しているのですが(2代以上? )、LP-9200Sは未だにカタログに出ています。両面印刷のモノクロ主力機種は更新されていないためのようです。」と書いていましたが、さすがに今ではただの旧旧機種です。
1998年5月にカラープリンターを買いました。エプソンの写真クオリティーと言って売っている機種のうちのひとつで、PM-2000Cです。エプソン販売のページ。A3までに印刷できるということで、この機種にしました(A4まででよければPM-750という方が、より一般的な機種で安いと思います)。良い紙を使えば驚くほどきれいに印刷されます。但し遅いです。これも6年にもなりますから、かなり古ぼけていますが、使えます。
これらの事務所のプリンタ関係は、もう何年も変化がありません。
先日、エコリカのリサイクルカートリッジをPM-2000Cに使ってみました。カラーインクの方です。当初は、問題なく使えました。しかし。問題はその後でした。
しばらく使わなかったら(1月くらいかな)、ノズルが詰まったのだと思われますが、久しぶりに使おうとしたところ、カスレばかりで殆ど印刷されない状態。この時は、黒インク(純正品)の方も詰まっていましたので、リサイクルの問題ではありません。
それで、ノズルクリーニングを何度か実行させたところ、黒は完全復活。でもカラーの方は全色完全詰まりのままなのです。もしかしたら、と思って、カラーインクカートリッジを純正品に交換しました(インク切れ状態ではないので、止めるとカートリッジが引っ込んでしまいます。交換はちょっと厄介でした)。
そして何度かクリーニングをすると、見事復活! 純正品に交換してクリーニングしたら詰まりが解消したのです。これではどうも、リサイクル品には問題があると言わざるを得ません。
自宅では、もう随分と長く使っているLP-1600(A4のモノクロ・レーザー)に加えて、2003年からだったかな、LP-2000C(A4のカラー・レーザー)があります。旧製品情報ページ。さらに、先日(2004年5月)、PM-G800を買いました。旧製品ページ。久しぶりに買ったインクジェットですが、感動するほど綺麗ですね。普通の銀塩のコンパクトカメラを完全に上回っています。上では PM-2000Cを「驚くほどきれいに印刷されます」なんて書きましたが、さすがに6年の技術進歩は大きく、次元が違います。PM-G800はエプソンの染料系のトップ機種であり、静かで速いのも良いです。
(2006年8月加筆: 数ヶ月前、10年使ったLP-1600がついに壊れたので、自宅のモノクロ・レーザーとして、ブラザーの複合機を買いました。これです、MFC-7820Nの紹介ページ。毎分20枚と高速で綺麗なプリント、ADF付きのファクスとコピーもあって、さらにネット接続でのプリントもできる(サーバーをかませる必要なく可能)、何でもアリです。それでいて僅か4万円ほど。すごいコストパフォーマンスです。
基本的に、素晴らしく満足のいく装置です。が、実際に使うと、幾つか詰めの甘い点もあるにはあります。高速なのはよいのですが、排紙部が狭いので、すぐに満杯になってしまいます。でもこれは、装置の小ささからして必然的で、まったくの無い物ねだりですけど。ほかには、スキャナ時の明るさ調節の範囲が狭いとか、ちょっとは不満点もありますが、でもとにかくこのコストパフォーマンスは素晴らしいです。)
(2008年4月加筆: 先日、このブラザーをちょっと配置転換して、自宅でのメインを、8870DWにしました(このアスキーのページが好意的)。こちらだと、両面印刷が出来るのに加えて、受信ファクスのメールへの転送がちゃんと出来ます。7820Nでも、絶対不可能ではないのですが、普通のメールサーバにちゃんとつながらないという不完全なものなので、実際には無理だったみたいです(メーカーでも可能とはしていない。でも、不完全な機能があるんですよ、ネットワークからの設定画面を見ると)。
そういう点では、8870DWの方も、メールへの接続の機能の「説明」が、呆れるほど不完全です。ネットワークからの設定画面でないと、メールサーバへの接続の設定が出来ないのですが、その旨の説明が取説に見当たらない。そのため、当初は出来ないのかと思ってしまいました。ちょっと呆れる取説です。それとも、こんな機能を実際に使う人はとても少ないのだろうか。でも、ちゃんとメールへの転送とか、スキャンのメール送信とか、出来ます。)
現在では、スキャナーは、富士通のfi-4120C2(A4のドキュメントスキャナ。毎分25枚。両面カラーでもスピードが落ちず、毎分50面)をメインで使っています。富士通のページ。価格コムのページを見て2004年12月に買いました。ペーパーナイフで切った紙のフィードは問題があるのですが、それ以外では満足です。特に両面カラーの読み取りが高速なのには感心します。
2007年の暮れに、A3用のスキャナを買いました。ES-9000Hです。オークションでとっても安かったです(ADF付きで3万5000円。標準価格の十分の一以下ですね)。これもADF付きですが、A4までのシートについては、現在もfi-4120C2の方を使っています。それより大きいものと、冊子状のものについて、こちらのES-9000Hです。サブのパソコンにワイド・スカジー・ボードを入れて使っています。カラーの読み取りの場合には、スピードに差が出るようです。
ついこの間までは、専らエプソンの GT-7600U を使っていました。PCウォッチのページ。fi-4120C2の前はこれだけでしたし、それを入れた後も、フラットベッドとしては使っていたのですが、ES-9000Hの導入後は予備となりました。
以前は、1997年6月9日に買った UMAXのPage Office Colorを使っていました。その前にはOCR用にはファクス(ミノルタの Di15f )からの送信でやっていました。今でもA3についてはそうなのですが、時にご機嫌が悪くて苦労しています。
OCRソフトは下記のように現在は読取革命(パナソニック)のV12です。
ES-9000Hですが、早くも故障。エプソンのドアtoドア・サービスで修理依頼したところ、7万円ほどの見積もり。上記の購入価格に比べるとずいぶん高いのですが、元の標準価格からすると普通の修理代金ですね。しかも、光学ユニット全交換のためにこういう値段のようなので、まあ、それで信頼性が確保されるなら、と考えて、修理して貰いました。別の中古品を探そうかとも思ったんですけどね。その後は快調です。
昨年11月に発売のキヤノン DR-2510 は、なかなか良さそうです(リンク先はキヤノンのページ)。スピードなどが、富士通のfi-4120C2と丁度同じです。25枚/分というスピードその他のスペックもかなり共通です。それでいて、現在の安値を見ると、4万円と少し。なかなか良さそうです。
実は、自宅用にキヤノンの従来機種DR-2050CIIを先日(07年夏)買ったのです。オークションで安かったのですが、それでも3万円強。A3スキャナと大差がないところがおもしろい。オークションでの需給の問題として、A3の装置は引き取り手が少ないのでしょうね、大きすぎて置き場所に困りますから。DR-2050CIIは、ちょっとですが、遅いのが不満です。果たしてこの不満な感じは、事務所の物との比較の問題なのか、それともこのあたりに使い勝手の大きな分水嶺があるのか。……両方ですね、きっと。
文書の作成は、現在は主にWZエディタ(5.03)を使っています。ビレッジセンターのWZ5のページ。このエディターは、エディターであるにもかかわらず、文字装飾などが出来て便利です。アウトライン機能も良いです。現在ではほぼフルに使っています。裁判所提出書類も、依頼者へのレポートも(最近はメールが多いですが、それも今は WZ mail です)、原稿書きも。
印刷がちゃんと出来て、文字装飾も出来るので、裁判所宛などの紙で出す用途にも十分使えます。私は、2段組で、しかも見出し文字をゴシックにする、という体裁で印刷しています。こんな風に (SINWAg2.gif、80 KB)。見出しとするだけで、自動的にゴシックになるようにしてあります。原稿書きの場合は、テキストファイルでメールするわけですが、その場合でも見出しの設定が出来てアウトライン機能なども働くところがよいです(私は見出し文字列として半角スペースを並べたものを設定しているので、そのままテキストとしても不自然なところがまったくありません)。プラグインを使うことで、見出しの番号の自動設定も出来ます。
WZ5は安定性に問題があるという評価も一部にありますが、少なくとも私のところでは、順調です。4からの進歩は微妙ですが、確実にあります。アウトラインがとても見易くなっているなど(今の本文上のカーソル位置がアウトラインの方でもグレー表示されるなど)、良いです。
以前にDOS用のワードパーフェクト(5.2J for DOS/V)を使用していた際に“速い点が良い”と書いていましたが、それを継承した所があります。印刷イメージとはほど遠い状態での編集が原則であり、またタグを入れて装飾をする(TMLフォーマットの場合)という点も似ています。DOS用のワードパーフェクトは、昔の文章を見るのに現在でもたまに使います。ウィンドウズXPのコマンドプロンプトでも、ちゃんと動くのは感心です、ただしかな漢字変換が不自由なことになってしまいます(どういうわけか、ATOKではなくて、オリジナルのWXのようなかな漢字変換が働くようになります、完全な互換性はないようです)。
WZエディタには、プラグインマクロとして、次のものを入れています: CountLine(文字数計算)、 htmlcmd(html拡張)、 xhtml(同前、なぜか両方いれた方が、カーソル移動の点などで具合がよい)、 order(連番見出しプラグイン、これを入れると見出しの番号を自動で振れます)、timestamp(日付機能の拡張、文中にファイル更新日付を入れられるようになるのが便利)、fnote(脚注機能の拡張)。簡単なマクロを書いて、それをツールバーに登録する、という形でのカスタマイズは或る程度しています。大した物は書いていません。
html もWZで書いているのでそのプラグインも有り難いですが、日常的に機能を使っているものとして、order の連番見出しは有り難いです。見出しの番号を自動で振れるので、アウトライン機能と相まってなかなか良いです。
WZも08年秋にバージョン6が登場して、どうしようかと思っています。良くなっている点もあるのでしょうが、何のために替えるか、理由がなかなか見えないですね。ドラゴンスピーチでのダイレクト入力が文字化けしない、というのが今までに見付けた唯一の理由なのですが、これはこれで重要であるものの、今のところは決定的な理由にはならないですね。
そういう訳で、少なくとも当分の間、wz5.03をバージョンアップすることもなくそのまま今後も使い続けることになりそうです。ロータス・インプロブの場合と同様ですね。Win Vista や Win7 でちゃんと使えるのか、心配ですが。
empty page: 中のWZ Resourcesのページから、マクロ各種などがあります。特に、timestamp [日付と時刻の挿入] 拡張 を愛用させていただいております。
K-Araki - WebPage: マクロや、各種のカスタマイズの説明があります。マクロは、SORT EX を愛用させていただいています。ソートの機能が拡張されます、名簿の整理に便利です。
Final β Laboratory: CountLineなどのマクロが提供されています。
WZ Macro - PATA's Laboratory: 便利かも知れないマクロがいろいろ。でも私のところではあんまりマッチしてない現状。
WZ EDITOR Wiki: いろいろと情報やマクロが提供されています。特にtipsが役に立ちます。たとえば:
「Q WZ Editorの設定ファイルが\Documents and Settings\All Users\Application Data\VillageCenter\WZ5に作られてしまいますが、WZ Editorのインストールディレクトリに作られるようにするには?
A. wz:tx_base.cfgファイルのxpConfig: 1をxpConfig: 0に書き換えてください。詳細は[ヘルプ|ヘルプ]メニューのWZ Editor/WZのフォルダ構成/フォルダ構成の変更、を参照してください。」
など。
WZ EDITOR 14: 2チャンの09年11月〜のスレ。
WZの現在の発売元のページ: WZ6の紹介ページとなっています。WZ5までのマクロとかはどうなったのだろうか?
かな漢字変換の方は最新の ATOK2009 を使っています(2008年2月から2008でした。その前は2007年3月からATOK2007、そのまた前は2005年2月10日の発売日から2005でした。2006はスキップです)。
ローマ字入力で使っていますが、そのローマ字をカスタマイズしています。AZIKというのを更にいくらかカスタマイズしたもので、結構入力効率が良くなります。この頁を参照。
AZIKを使うようになったのは、S裁判官に教えていただいて以来です。ご自身は、もっと激しく独特の入力方法をおとりになっていて、その方がもっと効率が良いようですが、そこまでは私はついて行けませんです、Hi。
実は私は、20年前に初めてワープロ(NECの文豪5N、……と言ったはず)を使ったときには、NECのM式キーボードというものを使っていました(M式の世界を参照。これは本当に優れたシステムだと思うのですが、何せ使えるハードが事実上無くなってしまったものですから、諦めました)。AZIKには、M式に少し通じるものがあります。カン、とか、タン、とか、ショウ、とかいう音の入力が少ないタッチで出来るのですね。
ドラフトの入力に、IBMのViaVoiceを使って音声入力をしています(ATOKと組み合わせる形で使うのが主になっています)。エンロール(サンプルの文章を使って自分の声を登録してプログラムをトレーニングすること)をすれば、驚くほど正確に入力ができます。SF映画の気分です。パソコンも進歩したものです。
このソフトを使う上での最大の問題は、自分の能力です。そのまま活字にして読むに耐えるほどの文章を、口頭で即妙に作り出すというのは、実に難しいものです。
ソフトそのものの認識能力は、驚くほど高いのです。静かな環境で、エンロールしたうえで入力をすれば、登録されていない単語はともかくとして、一般的な文章であればほとんど完全に認識されます。試しに新聞の記事を読みあげてみると、言い淀んでしまった部分が誤認識されるだけで、それ以外は殆ど完全です。
しかし、新聞を入力しても何の役にも立ちません。実際には自分で文章を作るのに使うわけですけれども、これは率直に言って、とても難しいです。ソフトのせいではありません。原稿無しで口で言うものを活字にされても、読むに耐えるものにはなかなかなりません。特に、現在のViaVoiceでは、言い淀んではいけないという制限があるので、なお一層難しくなります。まあ、あとからいろいろ修正するのを前提として気楽にしゃべるという使い方をすれば、大いに役に立つと思います。
これはお薦めソフトです。
(2009年1月加筆: 音声入力を愛好のこちらのブログの意見でも、音声入力による作文は、文章を作るところにおいて大きな違いがあることをご指摘です。その通りです。慣れないとなかなか難しいです。パソコンやソフトの能力はかなりあるのです。でも、難しいにしても、せっかくこうした入力方法が可能になっているのですから、少なくとも、試みてみることには大いに意義があると思います。私自身、そういつでも必ず音声入力でやっているというわけではありません。でも、なんか、言葉をいろいろ作らないといけない場合、内容は頭の中で出来ているけれど、書き下ろすのに余計な言葉を沢山入れないといけないような感じ、それがうっとうしい、というときには、音声入力であってこそ素早くドラフトが出来る。とこういう感じになっています。)
(上記のブログの2009年6月29日付けのこの記事では、上記と同様のご指摘がさらに敷衍されています。タイプする時とは違って、入力文字数を節約する動機付けが乏しいために、なんでも書き込んでしまえるんですね。それによって、悪くすると冗長な文章になりそうですが、上手くすれば分かりやすい文章が出来る、という話です。)
音声入力ソフトについては、現在だと、ビアボイスかドラゴンスピーチか、2つですね。一時は東芝の LaLaVoice とか、NECの……なんだっけ、あったりしたんですが、無くなってしまったようですね。
ビアボイスは、まだ改善の余地があると思われるのに、実質的に新しいバージョンが出ないので(スキャンソフトに移ってしまったのは、実質的に見捨てられてしまったということなのか? )、ドラゴンの新バージョンである2005を試してみました。
ドラゴン2005は、ビアボイスの Release 10 と比べると、或る程度は賢くなっているようではありますが(余計な音の文字化が少ないです)、却って不都合な点もありました。WZ 5 への入力が文字化けしてしまうのです(WZ4ならOKなのに)。ビアボイスみたいにATOK経由(に出来る)なら、この点が大丈夫だろうし、また入力のし直しや漢字変換の点でも有利と思えるのですが、まったくの直接入力にしか出来ないのですね、そういう入力をしようとすると。そういうことで、乗り換えするには至っていません。
でも、ソースネクストから販売されている「パートナー」なら、 5,970円しかしません。乗換/アップグレード版に至っては3,970円です。古いビアボイスをお持ちの方で、WZ5ユーザーでない方にはお勧めかも。
先日、アミボイス AmiVoice をちょっと試しました。これも、ドラゴンスピーチと同じような感想です。認識の能力は、少なくとも使い始めのところで比較すればViaVoice10よりも良いです。でも私のViaVoiceは既にずいぶん使い込んでいるので、これをATOKと組み合わせて使った場合の漢字の能力までをも含めれば、ViaVoiceの方がまだ少し上のように感じます。しかも、アミボイスの場合には転送して使うのが当然という形になっているので、WZ5+ドラゴンスピーチよりはベターではあるのですが、ATOKと組み合わせたViaVoiceの方が使い勝手が良いように感じます。
こういう訳で、まだ当分はViaVoiceを使い続けることになりそうです。そうすると、ビスタへの移行も出来ないということになってしまいますね。対応しないとのことであり、しかも対応させる予定も未定というアナウンスですから。
(2009年1月加筆: AmiVoice は、使い始めに、トレーニングを全くしなくても使用可能で、それをセールスポイントにしています。実際、ある程度は使えます。でもやはり、トレーニングというのをすると、認識能力がさらに格段に良くなりますね。それを感じています。というか、長年使い込んだ ViaVoice と、全くトレーニングをしていない AmiVoice を使って比較してみたというのは、かわいそうだったというか、不公平でしたね。 AmiVoice を少し使い込んでみたところ、大変良くなりました。これなら、ビスタまたはウィンドウズ7に移行することもできそうです。その際には、音声入力ソフトも AmiVoice またはウィンドウズ附属に移行することになりそうです。)
ビスタはそれ自体に音声認識機能があるみたいですが、その性能はどうなのでしょうね。たとえそれが良くても、ATOKと共存できないとかいう噂がありますので、心配です。
現状でビアボイス+ATOKを使っていますので、出来ればこれを続けたい(少なくとも、続けることも選択肢と出来て欲しい)と思うのですが、ビアボイスは実際ダメという話ですね、ビスタでは。
ドラゴンがビスタでどうなのか不明ですが、なんにしてもドラゴンはwz5との組み合わせがマズイのですね、上記のように。それではダメです。
アミボイスなら良いようではあります。そうすることにすれば、ビスタに移行できるわけだな。(2009年1月加筆: 上記のように、なんとかなりそうです。)(2010年1月加筆: そういいながら、未だにWinXPです。)
パソコン上の文書を読み上げてくれるソフトです。ビアボイスのエディターで作文する際には、それに組み込まれているプロトーカー(のサブセット)を使うのですが、それ以外では、クリップボードを読んでくれるものが欲しいです。読み上げて貰いながら推敲をするのです。
これまでは、ドキュメントトーカを使ってきました。ここに関係ページ、ここにも。ただし私はVer.2のままです。かなり自然な日本語になってきています(大昔の話ですが、バージョン1.5からよくなりました; 私が現在使っている95バージョン2では、神様の声など、かわった音声での読み上げも選べます)。原稿を推敲するのに便利です。
先日(2004年5月)ネットを少し調べたら、西村さんという方のページに無料のが出ていました。「ちょっと便利系ツール」という中にある「読み上げTool」というソフトです。いや正確に言うと、音声をつくるの自体はMSのソフトがやるのかな? ここに読み上げツールというのが出ています。そのページの末尾にあるMSのページからのダウンロードが必要な場合もあります。MSのソフトを入れると勝手に入ったりすることもあるようだけど。
比較すると、ドキュメントトーカのバージョンが古いせいだと思いますが、自然な発音という点では、無料ソフトの方がむしろ良いですね。でもDTも、時間に合わせて挨拶してくれたり、結構可愛くて良いんですが。
……などと書いていましたが、ビアボイスのエディターでなくても、ATOKで音声入力をする状態にすると、そこからクリップボードの読み上げが出来るのですね。トボケタ話ですが、これまで気が付きませんでした。でも、ATOKの音声機能は起動などが結構遅いので、今でもドキュメントトーカの出番はなくならないのですが。
英語の読み上げについては、ReadPlease というのがここでフリー版が入手できますね。$49.95払って Plus 版を買うと便利な点もあるようですけど。
相手方の準備書面などは必ず、スキャナを使って、またはファクスで受信(後述のようにパソコンで受信しています)したものを、OCRします。それを使いながら反論を書くと便利だからです。
OCRソフトは現在は読取革命(パナソニック)の V.12 を使っています。2008年春に6000円ほどでした。その前は、 V.11(2006年12月、優待版5850円)。こないだまではV9(2004年11月に優待版で4980円)でした、V10はスキップしました。その前はv7でした、v8はスキップ。読取革命のページ。ここにVer.7のページが残っていました。読取革命は1999年7月にver.3を使うようになって以来です。
最近、ジャストシステムの Just Right! というのを使うようになりました。それなりに役にたちます。機能としては一太郎の内蔵のものと同じなのですが、他のソフトで使うのに便利に出来ています。
その話を書いたついでに、昔から使っている英文のチェッカーの話を書いておきます(ずっと書き忘れていた)。Correct Grammar というのを使っています。もう10年も前のソフトというのに、かなり良い使い勝手で、未だに時には使います。MS Word のスペルチェックだけでも良いようなものなのですが。
Correct Grammar は、米国に居た時に使い始めたもので、そのころは、Grammatik とか、他にも試した記憶があります。Correct Grammar は、余り無駄な指摘をしなくて使いやすいです。それ程高度な指摘はしてくれず、せいぜい三単現のs位のものですが、それでも役にたちます。
WZと並んで毎日欠かせないソフトとして、ドキュワークスがあります。富士ゼロックスのドキュワークスのページ、ドキュワークスのユーザーのページ、これも同じく。
ドキュワークスを使うことの最大の利点は、証拠書類の扱いです。裁判所に証拠の写しを提出する必要がありますが、その際には必ず、スキャンしたものをドキュワークスでまとめてプリントしています。スキャンには多少の時間がかかりますが、ADFを使えば苦にはなりません(ただし、紙が不揃いだと困ります)。そして、ドキュワークスのアノテーションの機能によって、証拠の番号を書き入れたり、証拠の簡単な説明を書き入れることが出来ます。しかも、コピーを繰り返すよりも遥かに綺麗に、低コストで写しが作成できます。
証拠の写しの用意は、訴訟の際の事務作業のかなりのウェイトを占めると思いますが、こうしてドキュワークスでやると、かなり省力化されます。提出分が、プリンタで証拠番号記入済みかつページ揃えされた形で用意できるので、殆ど手間はかかりません。また、依頼者などに控えを送るのも、原則として電子的な形で済ませています。このドキュワークスファイルを、インターネットディスクにアップして送るか、メールするわけです。
アクロバットのPDFでも現在ではほぼ同様にできると思いますが、昔のバージョンでは、ドキュワークスの方が、アノテーションとか透明でのOCRとか、こうした目的では明らかに優位でした(しかも安いし)。現在でも、私の慣れの問題もあるかとは思いますが、軽さやデスク自体の機能としてベターなように思います。
このようにドキュワークスを使うことで、かなり省力化できます。さらにそもそも、普段の仕事(相談の類)の多くが、電子メールのやりとりになっています。そういう訳で、人に頼む事務仕事が殆どない状態です。
ドキュワークス 実践使用例というページ、かなり詳しいです。私にとっては、殆どは今更ではありますが。
こないだまでは、メールもニフタームだったのですが、ニフティの TTY がなくなるというので(メールは当分はあるようですが)、普通のメーラーを使うようにしました。その方が、メール機能についてはいいですし。
それで、04年の暮れから、WZ mail(ver.5)を使っています。……あんまり普通のメーラーではないかも知れませんが。せっかくWZに付いていますし、エディタの機能が気に入っているので、これを使っています。またカスタマイズもいろいろ出来て良いです。自動整形が賢くて、引用符号付きでもちゃんと自動整形します(たまに失敗しますけど)。さらに、極めて簡単ですがマクロを書いてこの辺りの使い勝手をカスタマイズしています。
こないだまでは、「ウィンドウズでニフティサーブを使うなら、オフィスデイタイムのこのソフトです。……というのはその通りなのですが、ニフティの会議室自体がマイナーになっているかなあ。それでも、メールのやりとりも殆どこれでやっているので、必ず毎日使っています。」と言っていたのですが、まさにマイナーになってしまいましたので、上記のとおりです。
04年12月に、上記のような事情で各種メーラーを試してみたのですが(シュリケンとかEdMaxとかThunderbird とか Becky! とか)、どうもエディターがしっくりこないのですね。まあ、外部エディタとしてWZを使うという方法もあるのですが、やっぱり一発で使った方が余計な操作が無くて良いです。
WZ mail (ver.5) は、不安定だとも言われていますが、私のところでは順調です。ただし、問題があったこともあります。
問題というのは、ウイルス対策ソフトとの関係です。ノートンなのですが、現在はこれの電子メールチェックを“出来なければサイレントに削除”にしており、これだとウイルスメールが来ても問題なく削除したとのメッセージのメールが入る形で対処されます。最初のうち、確かこれをしてなかったためだと思うのですが、ファイル自体を修正しようとしてそれが出来ずに削除となってしまったことがあり、これが起こると、メールソフトの上ではフォルダーの中にあるメッセージ(メール)が丸ごと全部消去されてしまうという不都合が生じました、これは非常に困ります。
この問題はWZの問題と言うよりは、ウイルス対策ソフトの方の難点というべきでもありますが、でも現に困ったことになる可能性はあるので、設定法についてのテストをしておく必要があります。
これ以外でも、設定の際に、必ずしも思ったとおりにいかない、という場面はたまにありますが、全体としては十分によいと思っています。というか、元々ちょっと変わったところはあるソフトなので、使うのは難しいところもあるんですが、それだけに良い面もあります。
それから、05年1月になって、受けとったメールで妙に改行マークが余分に入ってしまう件があったことから、アウトルック・エクスプレスの動作についてちょっと調べてみました。次のような問題なのだと思われました。
ソフトの設定として、たとえば74文字で改行という設定が出来るのですが、これは、メールを書いて送信する際に、74文字目のところで改行マークを入れてしまうという機能なのであって、メールを画面上で書いている際には、その様には見えないのですね。それで、画面上でたとえば76文字目のところで自分で改行を入れると、ソフトの設定による機能として74文字目で改行が入った後、今度は2文字(全角文字では1文字)だけでまた改行が入る、ということになくてしまいます。
これを防ぐのには、設定した文字数よりも短いところで自分で改行をするというのが一つの対処法です。もう一つは、自分では一切改行をせず(段落分けだけをする)、専らソフトの機能で改行を入れさせる、という対処法があります。これだと、結果的には揃った形にはなりますが、自分で書いているときには、どこで改行された形のメールが送信されることになるのか分かりません。
最終的な体裁を出来るだけ見たい、でも一々手で改行したくはない、という場合には、設定は70とか74にしておいて、それに合わせてウィンドウの大きさ(横幅)を調節する、という方法もあると思います。このアドレスにそういう問答が出てました。もっとも、それで本当に同じに出来るかは、私も自信はないですし、引用した部分だけをそのまま少し長い行にする、とかいうのが出来ないという不便がありますね。
やっぱり、アウトルックのエディタは、あんまり使いやすくないような気がしますね、私は。まあ、そういうテキスト・フォーマットでの使用は重視されていないのでしょう。htmlの方が原則ですから、あのソフトでは。
ちょっと前から(それでも、かれこれ1年近くになるはず)、メールを携帯電話に転送しています。でも、急いで見る必要のない案内メールなどが大量にあるので、全部を転送するわけにもいきません。なので、自分のパソコンのソフトで転送するようにしてそれの機能で選択をするようにしています。送信元などで選別して、一定のものだけを転送するという設定にしています。
そういうソフトを探していたのですが、どうも安定度が今一つとかで、良いのがなかったんですけれど(フリーソフトの中から探そうとしたというせいもあります)、先月から使い始めた「ForwardMail」は安定していて良いです。ちょっと高いんですけど。
このソフトを、次で紹介する EasyFax を稼働させたノートパソコンで動かしています。
ファクス機(デジタルのコピーとの複合機ですが)もあるのですが、受信はパソコンを使っています。初めは Let's Note Mini(N0)でしたが、 Let's Note S21 に移り(ノートとして S30 を買ったのに伴って、 S21 が予備機になったので)、でも04年7月に S21 の電源回路が壊れたためにまた Mini に戻りました。Mini の方が低性能ですが、この用途には却って安定して動いています(S21で苦労していたのは間抜けでした)。
(06年7月加筆: 最近、IBMのi1200の中古をこの用途のためにわざわざ買いました。ヤフオクで9,000円でした。ちょっと特殊なナンバーのものですが、モデル1161-234というのと中身はほぼ同じです。234のスペックページ。設定にちょっと苦労したのですが(スタンバイさせてファクスの電話で復帰、としようとしたのですが、それだとしばらく経つと復帰しなくなるのです)、スタンバイ無し、わざわざPCカードのファクスモデムを入れる、という形をとることで安定しました。ついでに、電子メールの携帯への転送も、このノートパソコンに組み込みました。)
ソフトは EasyFax7 です。現在では販売形態として「EasyFax7 OCR PLUS」となっているようですが(07年5月追記: もう売ってないみたいですね、そもそも。今なら、Starfax か まいとーく ということになるようです)、私の使っているのはちょっと古くて、ファクス機能だけです。
パソコンのファクスソフトというと、送信機能を使うことの方が普通と思いますが( EasyFax7のページでもそちらが中心に紹介されています)、私は主に、いや殆ど専ら受信に使っています。
パソコンでファクスを受信すると、色々と良いことがあります。まず、無駄な紙が出ません。また、再利用するのに便利です。相手方からのファクスを受けとった後に、依頼者に送るのに、電子メールの添付ファイルで送るとか(場合に応じて、ドキュワークスのファイルにしたり、TIFFファイルだったりPDFだったりします)、OCRするとか、です。
さらに特徴的に便利なのは、転送機能です。それも、電子メールに転送するようにしています。 EasyFax が受信すると、Bフレッツ(こないだまではフレッツISDN)を使ってインターネットに接続して、受信したファクスのイメージを添付したメールを送ってくれます。こうしてどこででもファクスを受けることが出来ます。しかもコストがかからないのが良い点です。こうした転送は最新型ならファクス機でも出来るようになってきているようですが(また、この種の外部サービスも存在するようですね)、私は2002年頃からやっています(単にMiniで受信するのはもっと前から)。
ロータス・インプロブ Lotus Improv は、分析用と銘打った表計算ソフトです。1-2-3 でおなじみのロータスが出している(いた? )のですが、なぜか見捨てられています(それにしても私はマイナーなものを使っています)。表の計算式の構造はそのままにして形を変更する、という機能など、大変に良いんですけどねえ。
これで、色々な提出用の計算表をつくるのに加えて、請求のための時間の計算や、それと連動しての経理(税金計算)処理もしています。別の表形状のビューを作っておくことで、請求書形式と収入集計表が同時に出来る、という表が簡単に用意できます。
……とこれまで書いていて、現在でも内容的にはその通りなのですが、現在では本当にまったく見捨てられてしまっています。ウェブページをリンクしたくても、適切なものが見当たらない。敢えて言えば、ここにキャッシュされているページくらいか。「非常に分析に優れた画期的なソフト」なんて、その通りなんですけどねえ。
(05年6月加筆)それでも、現在の WinXP の環境でもちゃんと動くのですから、感心です。使い勝手はもうちょっと改良して欲しい点はあるのですが、でも、かなり完成されたソフトなのかも知れません。
(05年9月加筆)ここの英語版の Wikipedia が適切なリンク先かな、今となっては数少ない中で。でも良く探したら、少しは出てきますね、Improv で探し直したからかな。これとか。
(09年12月加筆)英語のページをいくつか見ました。Why Good Ideas Fail は、ユーザーが斬新な物をなかなか受け入れないから、といった説明です。もっと粘り強くマーケティングするべきだったんだよな、結局。Moose's Greatest Products of All Time : Lotus Improv は、スクリーンショットを沢山使ってインプロブの斬新な機能を説明し(In fact, I loved the product so much、とおっしゃるのが良く分かる)、ロータスの方針の不明を指摘してます。粘り強くどころか、ままこ扱いというか、全然売ろうとしていなかったというのが事実かな。こちらのSimsonさんのページは、開発経過について詳しいです。
日常的に使っているわけではないですが、OpenOfficeがとても充実してきていて、今からパソコンを始めるなら、これだけで済んでしまいそう、とすら思います。OpenOffice.org日本ユーザー会。1.1.0までは、私のところとの相性がイマイチで、時に落ちたのですが、1.1.1で解消されて安心して使えるようになりました。初期のバージョンで問題のあった日本語フォントの扱いなども良くなっていますし、素晴らしいソフトになっています。
文書作成(Write)も良いのですが、Drawの使い勝手がなかなか良いです。部品がたくさんあるわけではないので、ビジオとは若干性格が違いますが、私の使い方ではむしろOpenOfficeの方が使いやすい面があります。写真を貼り付けた際にトリミングや色彩の調整が出来るなど、ビジオより良い面があるのです。
フローチャートや地図などを書くのに便利です。松本法律事務所の御案内の地図などもビジオで書きました。裁判所に提出する説明図なども作っています。簡単な図面を書く場合もありますし、写真を取り込んでそれに説明を加筆するなどの使い方もしています。
DDWinは、元々はニフティサーブの FWINMM で入手できるフリーソフトです。今ではここにページがあります。DDWinの場合、CD-ROMのオリジナルをドライブに入れていなくても、ハードディスクにコピーしたものからも検索が問題なくできます。私は、研究社の英和・和英中辞典、広辞苑をハードディスクに入れています。
新しいやつの方が高機能ですが、私は未だにv.1.52を使っています。
……いろいろインストールしています。
特許訴訟では、立体的な機械などの仕組みを上手に説明したい、という場合が頻繁にありますが、そうした場合に、3DのCGアニメーションが役に立つのではないかと思います。米国では、この種の業務を専門にやっている会社があるようですが、日本では、未だ聞いたことがありません。
無いなら自分でやってみようか、と思い(美勢弁護士から唆されたためでもあります)、先日ついに、マクロメディアEXTREME V2を買ってきました。まだマニュアルを読み始めたばかりですが、インターネットにいろいろな意味で対応しているもののようなので(それでこのソフトを買ったのですが)、近日中に成果をこの場で御披露しようと思います。 ……しかし、なかなか習熟する機会がありません。上記のビジオ程度ですむことが多くて。……その後、Shade も買ったのですが、やはり同様です。
少し前から、名刺を自分のところのプリンタで作って使っています。クリアエッジの用紙を使えば、かなり良いものが出来ます。今現在は、この厚口タイプを使っていますが、名刺入れで邪魔になることを考えると、普通厚の方がよいかも。
ソフトは、この 名刺を作ろう! (フリーソフト、リンク先はベクター)を使っています。このソフトは、出力のフォントがプリンタの実力通りのきれいな出力が出来ます。ソフトによっては、どうもそこが汚くなってしまうものがあるのです(ラベルや名刺作成のソフトには、ラスタライズを自前でやる際に妙なことになるのが結構あります)。
名刺には、自分の写真やQRコード(二次元バーコード)を入れたりしています。QRコードは、ここにあるQRWindowというソフトで作ります。(07年12月加筆: その後、easyQRの方が操作性が気に入りました。ベクターのページ、作者のページ。) たいていの携帯電話で読み取ることが出来るのですが、でも、その様に理解している受取人は余り多くないみたいで……。私が実演する以外に、このコードが読み取られたことはないかも知れないです、ハイ。
クリップボードの機能を拡張して、履歴が使えるようにするソフトです。ここで入手できます。
この種のソフトは他にもいろいろありますが、私のところではこれが使い勝手がよいです。
チューチューマウスは、マウスの操作を楽にしてくれます。イケハウスで入手できる、1200円のシェアウェアです。
キーの配列を変更するソフトです。yukihiroさんのホームページで入手できます。
変更の設定の仕方などの使い勝手がよいです。ただ、こうしたユーティリティのシェアウェアとしてはちょっと高いですね。
ビレッジセンターの検索ソフトです。ここに紹介ページ、オンライン版は2100円。ascii24のレビュー。(この項、2005年6月に加筆。ver.1の頃から使っているのに、紹介するのを忘れていました。)
インデックスを事前に作るので、検索の実行がとても高速です。検索結果の表示も見やすく、文書を探すのに役にたちます。テキストファイルだけなら、grep で良いわけですが、サーチクロスなら、かなり様々なファイル形式を探せます、しかも速いです。私の場合では、電子メール(WZメール)もドキュワークスも同時に検索できる点もありがたいです。
書くのを忘れていましたが、セキュリティソフトとしては、以前からノートン(シマンテック)のアンチウィルスとゾーンアラーム(フリー版)を使っています。
ファクス受信用のi1200にもゾーンアラームだけ入れようとしたのですが(無料だし)、どうもちゃんと起動するようになりません。それで、Outpost(Agnitumのものでフリーですが、メールアドレスを登録してダウンロードアドレスを連絡してもらう必要があります)を入れてあります。こっちの方が、フリー同士での比較では、細かく設定できるようにも見えます。ただし、イントラネットのゾーンでの設定がヘンですね。ここの説明頁を参照。
(07年12月加筆) USBメモリを持ち歩くので(自宅とオフィスのパソコンを同期させるため)、それを落としたときの問題対処のために、暗号化ソフトをしばらく前から使っています。初めは有料のものを使っていたのですが、近頃は、フリーの TrueCrypt になっています。良いです。ファイルを削除したときに、閉じられなくなってしまうのですが、それにも強制的に対処できるなど、良くできています。それ以外でも、安定していて信頼できます。
(08年12月加筆) ノートンと電子メールとの間で、リソースを無駄に使う不調が生じることがあるようです。このページにあるオプションのリセットが意味がある? こちらにももう少しもっともらしい解説もあります、「ccApp.exe が応答しません」の問題としては。元見た質問のページはこちら。
上の方でも書いたように、HDの引越にはHard Drive Data Copierを使って来ましたが、フリーソフトで「EASEUS Disk Copy」も良さそうです。窓の杜の解説。
e-Boostrは、USBメモリなどでシステムを高速化するというユーティリティです。説明を見ると、ハードディスクよりも高速に読み出せる(特にランダムな場合は)USBメモリを使って高速化、とのことで、もっともな話のようには思います。このページ(eBoostrによるPCの高速化)の方とか、有効に使えているようです。
先日から、バージョン3のベータテストをして、その後は4時間の制限内で使っているのですが、効果があるような気もします。もっとも、自宅のとノートで使っているのですが(事務所のは、USBメモリを指した状態だと起動に問題があるので使っていない)、自宅では、スピードテストをしてもちっともUSBメモリが速くないこともあったりして、ちょっとヘンです。
ヘン、という目で見ると、不思議な点はある。使えるメモリは、USBメモリだけでなくて、システムメモリの設定もあるのですね。でも、この場合はどう言う働き方をするのだろう? 起動時などには無意味なのは明らかだし。また、それらを並べて使うことも出来るのですが、その場合には、どれに何が記憶されるのだろうか? ……考え始めるととても不思議です。
まあ結局は、それなりに、というところで。(なんだか分からないのですが。)
インターネットは、主に自宅でアクセスしていましたが、最近は事務所で扱うことも多くなりました。
2005年1月から、オフィスのネット接続が光になりました。Bフレッツです。ニフティのプランが変わって、だいぶ安くなって(メールアドレスの付加やホームページ容量の追加のサービスが無料で付くので、実質で相当安いです)、しかも1年間の割引(月2000円)があるので、フレッツISDNより安い(1年が過ぎても大差はない、それにそのころにはまた状況が違うかも)、ということで、導入しました。
確かに速いです。でも、自宅のADSL(下記の通り初期のヤフーなので8メガ)と、使った感じは大差はないです。インターネットディスクにアップするときにちょっと違いがあるくらい。
自宅の電話は、2001年の転居をきっかけにADSLにしました(その前はISND)。ヤフーBBです。ISDNの時は、TAは Aterm45DSU で、ダイヤルイン番号を1つ入れてファクスに専用番号を設けていたので(LP-1600に入れたファクスカードです; 一応普通紙ファクスが専用番号で用意できているわけで、これはなかなかコストパフォーマンスのよい環境だと思います; ファクスカードは2万円くらいでした; 今思うと高いですね、でも、良いですよ)、その状態を維持するべく、J-COMフォンを入れました。
事務所の電話は、ISDNです、今でも(上記の光を入れたので、フレッツISDNはやめました)。始めた当時は、アレクソン(旧社名・三双電気)の ALEX-64/HF を買いました(1997年2月)。法林さんの紹介ページ、PC Watchの紹介ページ。このターミナルアダプタを選んだ理由は、アナログポートの機能が多彩であることにあります。
現在は、同じ会社のもう少し新しい TD-480というのを使っています。電話をかける際にパソコンでダイヤルできる機能がお気に入りです。
さらに、せっかくISDNでしかもピッチユーザーなのでそれを活用しようと、ヤフーのオークションで、NEC Aterm IWX70 を買いました。これ、今でも一杯でています、このように。私が買ったのは、本体だけだったこともあって更に安く、落札単価:1,210 円でした。これでピッチをデジタル接続でコードレス電話として使えます。音が良いです(完全デジタル接続になりますからね)。なお、自宅でもホームステーションを使っています。ドコモのピッチの先行きが心配です。
さらにさらに、04年7月にISDNのダイヤルアップルータ(NECのneo、コムスターズ・ランド)を買ったのですが、これは光導入に伴ってお蔵入りとなりました。追加投資といっても、ISDN 関係はだぶついているので(止める人ばかりですから)、ヤフーのオークションで350円だったんで(送金手数料や送料の方がずっと高い)、惜しくはないです。半年は使いましたから。これを買ったのは、Mini のシリアルポートがおかしくなってしまっていたので、受信ファクスを転送する際に困っていたので買ったのですが、それ以外でも意味はありました。複数台で同時にインターネットを利用できるようになりましたし、ダイヤルするのが早くて、常時接続と同じような感じに使えます(そうはいっても通信速度は遅いままですが。それに、フレッツなので常時接続と言えばそうなのですが)。
ブラウザは、メインとしては今ではオペラを使っています(前はIEでした)。マウス・ジェスチャーが使いやすいです。
検索ページは、オペラからの検索機能で標準になっていることもあり、グーグルです(まあ、そうでなくても機能的に第1選択となっていると思いますが)。グーグルで、「弁護士」「特許」とのキーワードで検索すると、こんな風に私のページが上位に来たりするので嬉しいです(他の人の環境で同じかどうかは知らないし、今後どうなるのかも分かりませんが)。
(2004年9月11日追記: 上記の検索結果が5番になってしまいました。こないだまでは1番だったのに。引越のせいと思われます。もっとも、今でも旧アドレスへのリンクが出るのですが。)
(2005年1月追記: アドレスが変更になった後、あんまり復活しませんねえ。上記のようなキーワードだと、かなり下の方のママです。残念です。自分の名前を入れればもちろん上に来ますけど。)
ホームページを作るのも、WZです。
昔は、ワードパーフェクト 5.2J DOS/V を基本として、HTML変換のマクロを作って使っていましたが、さすがにもうやめました。このマクロは、単に改行部分に改行タグを入れてくれるとかだけでなく、目次や注とのリンクや、米国特許法条文のコーネル大学のページへのリンクなどもしてくれる、なかなかこったものだったのですが。
FTPには、WS_FTP LITE を使っています。ローカルのディレクトリを、更新日時の順番で表示すると、ログファイルより上の部分が送信するべき対象になるのが一目で分かります。このソフトについては、jirao「WS_FTPのすすめ」というのが以前は良い説明頁だったのですが、無くなってますね。今ならサルでもわかる〜、というのが良いのかな。
インターネットでよく見ているページというと、 PC Watch ですね。CNN と CAFC の判例集、等とも書いてましたが、近頃はたまに見てるだけです、正直言って。
パソコンについての情報収集としては、インターネットで、 PC Watch をほとんど毎日覗いています。パソコンの新製品などの最新情報を入手できます。
これを見ていると、インターネットを利用したメディアのあり方を考えさせられることがあります(大げさに言うと)。パソコンの新製品発表というのは、多くの場合、そのメーカー自身のwwwページでもなされており、そうした場合には PC Watch の記事にもそのページへのリンクがされています。そのリンクをクリックしてメーカーの方のページをのぞいてみると、 PC Watch の記事は、メーカー発表の丸写しまたは少し要約したもの、なんですね。考えてみると、これは当たり前のことで、それで一向にかまわないのですが。日本のマスコミは、記者クラブ制で、官庁の言うことを垂れ流しているだけ、という批判を聞くことがありますが、インターネットが普及すると、その状態が余りにもあらわになって、変革が迫られることになるかもしれませんね。
……以上は、大分前から相変わらずですね。
ジャストシステムのインターネットディスクが便利です。一太郎のオマケで無料だったので、以前から登録はしていたののずっと使っておらず、04年1月になって活用を始めたばかりではあるのですが。
メールに添付すればよいとも思っていたのですが、大きなファイルの場合など、こっちの方がいいです。主な用途は、受けとった書類をスキャンしたドキュワークスのファイルを依頼者に送ることです。
(2012年2月 日): 昔の文章を使い回ししつつ、現在の状況に書き直しました(ここも昔の使い回しです)。昔々の文章も昔の文章も残しておきます。
以上